【感想】365日のシンプルライフを見て生活を顧みる

今週のお題「遠くへ行きたい」

 

皆さんは映画を見るだろうか?

 

筆者は久しぶりに映画を見た。映画館に行って映画を見ることが筆者は好きなのだが、今のご時世そんなことをすると袋叩きに会いかねないので、しばらく映画とは距離を送っていました。

 

 

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 筆者の時間の過ごし方などはここで書いてあるのでぜひこちらを見ていただきたい。

 

さてここからが本題である。

その久々に見た映画というのが『365日のシンプルライフ』という作品である。

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映画『365日のシンプルライフ』予告編

主人公が、ものに囲まれた生活を一度リセットし、必要なものだけを1日1個倉庫から引き出してくるという実験から物語はスタートする。

 

筆者もものに囲まれた生活を送っていた音から少しシンパシーを感じ興味本位で見てみた。

90分ほどのそこまで長くない映画でストーリの面白さには欠けるところがあったが、見ていて面白かったところを話していければと思います。

 

ものに溢れているのが幸せだと思っていた主人公ですが、失恋をきっかけにそれらで幸せを感じなくなることがきっかけでこのような生活を始める。

 

次第に自分に必要なものがわかり始め、それらで生活を成り立たせていく主人公。

ここで人との付き合い方も変わってきた気がします。

携帯を眺めている時間だとか、つながっているだけの友人に関心がなくなっていく画が浮かびます。

 

僕たちはあまりに必要でないものと生活していたんだなと痛感させられるようで印象的でした。

 

主人公が最後に「生活に必要な物は100個その次に必要な100個は生活を楽しむ物」という言葉を残します。

コレは本当に本質的だなと痛感しました。

 

僕はミニマリスト的な生活はあまり好きではないです。

何もないというのはそこに楽しみを見いだせていないように思えるからです。

自分を取り巻く環境は楽しい方がいいに決まっていると考えているのでそういった生活には疑問を抱きます。

 

この映画を見終えた際、筆者の頭によぎったのが大学受験に出題された「シンプルとモノトーンの違い」について書いてあった評論文でした。

 

本当に必要なものなのかというのを考え出した時、最初に手元に残るものは必要最低限のものになります。この状態のことをモノトーンの状態だと筆者は思います。

要は単調的であるということですね。味気がなく、要か不要かという二元論で構成された環境であるということです。

 

それに対してシンプルな環境というのは、洗練された状態であるというふうに解釈できます。要、不要かという問題の枠組みを振り払い、自己の感性によってふるいをかけられた唯一無二の洗練さを作り出すことがシンプルというふうにかんが得られるのです。

365日の時間をかけてコンプレックスな物の集合からシンプルへと、この映画では移行して行っているのです。

 

ミニマリストとは縁遠いですが、このようにしてシンプルというのは形成されているのです。

 

ものは人の生活を豊かにするものだと筆者も考えている。ただ、ものは所詮モノでもある。

ものは生きてく上で最低限あれば生活できますが、「ひと」として生活していくにはやっぱりある程度自分にとって大切なものと一緒に暮らしていければそれが幸せだと思います。

 

自分にとって必要なものに出会えたらさぞ幸せな生活でしょう。

人も、モノも、一期一会。その瞬間を大事にしていきたいですね。

 

 

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それでは、また!!

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